芥川賞、直木賞と本県出身者 最後のノミネートは97年、新人に期待

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 出版界最大級のイベントである第168回芥川賞、直木賞の選考会が先月19日に行われた。仙台市で書店員として働きながら芥川賞に選ばれた佐藤厚志さんをはじめ、受賞者や候補者の出身地では地元紙が大きく報じ、書店は本を平積みにして盛り上がった。こうした光景をうらやましく思った県内の文学ファンも多かったのではないか。本県出身で両賞に関わったのは、1997年に芥川賞候補となった伊達一行さん(横手市出身)が今のところ最後となっている。

 両賞は35年に始まり、これまで芥川賞は180人、直木賞は200人が受賞した。本県出身の芥川賞作家は第1回の石川達三(横手市出身)ただ1人。直木賞には北秋田市出身の渡辺喜恵子(59年)、仙北市出身の千葉治平(65年)と西木正明さん(88年)が選ばれている。

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