ドローンで空中に絵投影、大阪大 万博での披露を目指す

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大阪市の人工島・夢洲で行われた空中ディスプレーシステムの実証実験。レーザー照射装置を搭載したドローン(左)が、空中のスクリーンに映像を投影している=2022年8月(大阪大提供)
大阪市の人工島・夢洲で行われた空中ディスプレーシステムの実証実験。レーザー照射装置を搭載したドローン(左)が、空中のスクリーンに映像を投影している=2022年8月(大阪大提供)

 大阪大の山本和久教授(レーザー工学)らのチームは6日、レーザー照射装置を搭載したドローンと、スクリーンをつるしたドローンによる空中ディスプレーシステムの実証実験に成功したと発表した。2025年大阪・関西万博の会場予定地などで実施した。チームは「レーザーのショーで万博に参加したい」としている。

 実証は昨年8月、万博会場となる大阪市の人工島・夢洲で実施。3メートル四方のスクリーンと、照射装置をそれぞれ搭載したドローンを飛ばし、映像を投影することに成功した。同10月には大阪府能勢町でも実施した。

 チームは風で揺らぎにくいスクリーンを開発。災害避難誘導などへの応用も見据えている。

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