低レベル廃棄物線量誤りか 青森で保管の2100本

 日本原燃は7日、低レベル放射性廃棄物埋設センター(青森県六ケ所村)で受け入れた廃棄物について、3原発からの搬出前に測った放射線量が誤っていた可能性があると発表した。使用済み防護服や手袋などが入ったドラム缶計2108本で、保管時の基準値を大きく下回るため周辺環境に影響はないとしている。

 受け入れたのは1993~2019年で、日本原子力発電敦賀原発(福井県)1436本、中国電力島根原発(島根県)570本、四国電力伊方原発(愛媛県)102本。日立GEニュークリア・エナジーの検査装置にプログラムの誤りがあり、放射線量が実際より低く表示されたとみられる。

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