「お金欲しさに、つい…」 闇バイト関与、秋田県内でも

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 一連の広域強盗事件で、面識のない人たちを結びつけ、犯行に走らせたとされるのが「闇バイト」だ。県内でも、報酬欲しさから軽い気持ちで名義貸しの誘いに応じ、詐欺に加担したとして摘発され、有罪になったケースがあった。事件の公判では、闇バイトの実態の一端が浮かび上がった。

 確定判決などによると、発端は1本の電話だった。2020年11月、秋田市の50代女性に「サクライ」と名乗る男が突然電話をかけてきた。「飲食店を経営しているが、(新型コロナウイルス対策の)持続化給付金は自分1人では1回しか申請できない。名前を貸してほしい。報酬は出す」。当時、経済的に苦しかった女性は「少しでもお金が手に入るなら」と、面識のない男からの依頼を引き受けた。

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