ゼロからの村…激動の時代つぶさに 元大潟村長が回顧録

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村長在任中の出来事を振り返る宮田さん

 大潟村長を6期22年務めた宮田正馗(せいき)さん(84)が、回顧録「ゼロから自治体を創ったらどうなるか? 元村長宮田正馗が語る大潟村のあゆみ」(公職研)を出した。「責任ある立場にいた歴史の証人として内実を後世に伝える責任がある」と長年構想を温めてきた。

 宮田さんは1938年に八竜村(現三種町)の農家の長男として生まれ、69年に3次入植。大潟村農協組合長を務め、国の重要政策である米の生産調整(減反)へ協力するかしないかが最大の争点となった78年の村長選に、減反順守派として39歳で立候補し当選した。

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