金正恩氏の娘に「尊敬」と敬称 軍同行、演説で核言及なし

※写真クリックで拡大表示します
7日、娘とされる少女(左)を伴って北朝鮮の朝鮮人民軍部隊の宿舎を訪問した金正恩朝鮮労働党総書記(朝鮮中央通信=共同)
7日、娘とされる少女(左)を伴って北朝鮮の朝鮮人民軍部隊の宿舎を訪問した金正恩朝鮮労働党総書記(朝鮮中央通信=共同)

 【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は8日の朝鮮人民軍創建75年の記念日を前に、7日に軍部隊の宿舎で開かれた宴会で人民軍の歴史をたたえる演説をした。核兵器や米国への言及はなかった。北朝鮮メディアが8日報じた。金正恩氏が「尊敬するお子様」を伴って会場を訪れたとし、娘とされる少女と李雪主夫人が同行した写真も放映した。

 北朝鮮の首都平壌では軍事パレードが8日行われる可能性がある。

 「尊敬する」との敬称が最高指導者以外に用いられるのは極めて異例。韓国政府が第2子の「ジュエ」さんとみている少女は10歳前後とされるが、金正恩氏が後継者と考えているとの指摘もある。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料+月額330円)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。