東証、午前終値は2万7543円 続落、円高進行で業績影響を懸念

 8日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。外国為替相場で円高ドル安が進行したことで、輸出型企業などの業績への影響を懸念した売り注文が目立った。下げ幅は一時200円を超えた。

 午前終値は前日終値比142円08銭安の2万7543円39銭。東証株価指数(TOPIX)は0・72ポイント安の1982・68。

 米国株上昇を好感した買いが入り、朝方は平均株価が小幅上昇。その後は対ドルでの円高進行を受け、自動車など輸出関連銘柄の一角に売りが膨らんだ。

 7日公表した決算内容を受けてソフトバンクグループなどが大きく値下がりしたのも、相場全体の重荷となった。

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