「発信力ある日銀総裁」を選考 首相、市場への影響も注意

 岸田文雄首相は8日の衆院予算委員会で、4月8日に任期満了を迎える日銀の黒田東彦総裁の後任について「金融市場に与える影響などについて細心の注意を払いつつ人選をしている」と述べた。求められる資質としては「主要国中央銀行トップとの緊密な連携、そして内外の市場関係者に対する質の高い発信力と受信力」を挙げた。

 総裁人事は「経済政策の基本的な方向に関わる」とも語った。政府は3月19日に任期が切れる2人の副総裁の後任候補とともに、来週に国会に人事案を提示する方針だ。

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