中国、気球撃墜で米批判 「脅威言い立てても無益」
【北京共同】中国外務省の毛寧副報道局長は8日の定例記者会見で、米国が中国の気球を撃墜したことに関して「中国の脅威を言い立てても関係改善と相互信頼にとって無益だ」と述べて米国を批判した。中国は米国が事態をエスカレートさせているとの立場を強調し続けている。
毛氏は「民用の無人飛行船を武力攻撃したことは受け入れられない。無責任な行為だ」と改めて主張した。
米国防総省は7日、オースティン国防長官が中国の魏鳳和国防相との電話会談を申し入れたものの中国側が拒否したと明らかにしたが、毛氏はこの件に関して会見で答えなかった。
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