母が仕込んだ純米吟醸酒「MAMA」 ラベルは息子ら高校生考案

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 「花邑(はなむら)」醸造元の両関酒造(秋田県湯沢市)は9日、純米吟醸酒の新商品「MAMA」(ママ)を県内限定で出荷、販売する。醸造責任者で製造課長の山内めぐみさん(38)らが仕込んだ酒に、山内さんの長男蓮さん(18)ら湯沢翔北高校総合ビジネス科の3年生が名称、ラベルデザインを考えた。

 生徒たちは2022年度、授業の一環で市内で開かれる行事のほか、企業などのPRチラシ、ポスター製作に取り組んできた。両関酒造からは昨年4月、新商品の命名とラベル製作を依頼された。

MAMAの銘柄名、ラベルデザインを考えた生徒たち。前列中央が山内さん親子


 担当した生徒7人がアイデアを出し合いながら、同社とも打ち合わせを重ねた。華やかな香りと口当たりの良さを特徴とすること、高校生の親世代や日本酒を飲む習慣がない人々をターゲットにしていることを伝えられ、商品棚で目を引く名称、デザインを目指すとの方向性を固めた。

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