100年前の酵母で造った酒はベリー系の香りとフルーティーな味わい 山内杜氏組合

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記念酒をお披露目する照井組合長(左から4人目)ら
記念酒をお披露目する照井組合長(左から4人目)ら

 酒造りの技術者でつくる「山内杜氏(とじ)組合」(秋田県横手市、照井俊男組合長)は9日、100年前の酵母で造った日本酒を県庁でお披露目した。昨年、組合設立100周年を迎えたことを記念して仕込んだ。春に県内外で発売する。

 使用した酵母は「きょうかい1号酵母」。県醸造試験場によると、かつてはこの酵母を使って高温で発酵させていたが、記念酒の仕込みでは現在主流の低温での発酵を試みた。その結果、ベリー系の香りとフルーティーな味わいとなり、甘みと酸味のバランスが絶妙な酒に仕上がったという。

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