コロナ収束へ「目覚ましい進歩」 米主催で外相会議、警戒継続訴え
ブリンケン米国務長官は、新型コロナウイルス対策に関し主催した8日のオンライン外相級会合で、世界のワクチン接種率が6割を超えて死者や重症者が減少し、収束に向け「目覚ましい進歩があった」と総括した。「高齢者や免疫不全の人への接種や治療が不十分だ。新たな変異株の出現などで事態が後退する恐れもある」として、各国協調の継続を訴えた。
会合は4回目で、今回が最後。日本からは林芳正外相が参加。「国際保健は5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)で優先課題の一つになる」と表明し、流行収束後も全ての人が必要な医療サービスを受けられる世界を目指すとした。
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