トルコ地震、死者1万5千人 発生72時間、必死の捜索
【ガジアンテプ(トルコ南部)共同】トルコ南部で起きた大地震で、同国メディアなどによるとトルコの死者が9日までに1万2千人を上回り、隣国シリアと合わせた死者は計1万5千人を超えた。9日未明(日本時間同日午前)には建物の下敷きになった人たちの生存率が著しく下がるとされる「発生後72時間」が経過した。一刻を争う中、行方不明者の必死の捜索が続いた。
トルコメディアによると、同国では10万人以上が救助活動を展開。ただ大規模な建物の倒壊が広い範囲で起き、冬の厳しい寒さも影響して作業は難航し、犠牲者の一層の増加も危ぶまれている。
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