英スナク首相、戦闘機供与に含み 機種調査を指示「全て検討」

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8日、英南部ドーセット州で記者会見に臨むスナク首相(左)とウクライナのゼレンスキー大統領(ゲッティ=共同)
8日、英南部ドーセット州で記者会見に臨むスナク首相(左)とウクライナのゼレンスキー大統領(ゲッティ=共同)

 【ロンドン、パリ共同】スナク英首相は8日、ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領と英南部ドーセット州で共同記者会見し「全ての軍事支援が検討対象だ」と述べた。ウクライナが強く求める戦闘機の将来的な供与に含みを持たせ、供与可能な戦闘機の調査を指示した。ゼレンスキー氏は8日、パリでフランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相とも会談、仏独側は支援継続を明言した。

 戦闘機を巡っては、米国やドイツは提供に否定的だが、ウクライナへの武器主要供与国の英国が前向きな姿勢を示したことで、戦闘機供与に道を開く可能性がありそうだ。

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