米、中国気球情報の機密解除へ 飛行40カ国超か、情報共有

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5日、米南部サウスカロライナ州沖で、偵察気球の残骸を回収する米海軍の爆発物処理班(米海軍提供・共同)
5日、米南部サウスカロライナ州沖で、偵察気球の残骸を回収する米海軍の爆発物処理班(米海軍提供・共同)

 【ワシントン共同】米国の領空を侵犯した中国の偵察気球を米軍が撃墜したことに関連し、NBCニュースは8日までに、米政府が世界各地で収集した中国の偵察気球に関する情報の一部を機密解除して関係国と共有する方針だと報じた。領空を飛行された国・地域は40を超えるとされる。

 ブリンケン国務長官は8日の記者会見で、情報を同盟・友好国など計数十カ国と共有したと明らかにした。機密解除した情報かどうかは不明。

 気球について中国政府は民間の気象研究用だと主張。米側は中国軍が絡み実施している情報収集活動の一環だとみている。

 2020年には日本で球状の飛行物体が目撃されている。

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