中国から入国、コロナ水際緩和へ 月内にも、抽出検査に変更
政府は、中国からの入国者に対する水際対策を2月中にも緩和する方向で調整に入った。中国本土からの直行便の渡航者全員が対象となっている新型コロナウイルスの検査を、対象者を絞った抽出調査に切り替える。政府関係者が9日、明らかにした。出国前72時間以内の陰性証明提示を義務付ける措置は継続する見通しだ。
中国本土からの直行便の到着を成田、羽田、関西、中部の4空港に限定している措置についても撤廃する見通し。航空各社に直行便を増便しないよう求めていた要請は解除を検討する。
政府関係者によると、中国からの入国者の陽性率が減少傾向にあることなどを考慮した。
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