西武HD、後藤社長が会長に 在任18年、後任は西山執行役員
西武ホールディングスは9日、約18年にわたりグループを率いてきた後藤高志社長(73)が代表権のある会長に就く人事を発表した。後任には西山隆一郎常務執行役員(58)が昇格する。代表取締役を2人に増やして経営体制を強化するとともに、若返りを図る。4月1日付。
後藤氏は旧第一勧業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)出身。2005年、有価証券報告書の虚偽記載問題で上場廃止となった西武鉄道の社長に転じ、経営再建を主導した。西山氏もみずほから西武の経営に加わっており、主力行の出身者が2代続けて社長に就くことになる。
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