保育士の待遇改善、8割超が要望 親調査、児童手当の拡充も
市民団体「子育て支援拡充を目指す会」は9日、岸田政権が目指す「次元の異なる少子化対策」で優先してほしい政策を子育て中の親らに尋ねたアンケート結果を公表した。保育士の待遇改善を挙げる回答が最多で、児童手当の拡充とともに8割を超えた。男性の長時間労働是正を訴える意見も多かった。
アンケートは1月~2月にインターネットで実施。5304件の回答を得た。
政策の項目ごとに希望する優先度を尋ねると、保育の質向上に向けた「保育士の待遇改善」を「最優先で行ってほしい」と答えた人が最多の85・9%だった。次いで「児童手当の拡充」が85・0%、「男性の長時間労働の是正」が59・0%と続いた。
お気に入りに登録