死亡数日前、男が荷物処分 宮台さん襲撃、証拠隠滅か
東京都八王子市の東京都立大南大沢キャンパスで昨年11月、教授の社会学者宮台真司さん(63)が襲われた事件で、事件後に死亡した容疑者とされる男(41)=相模原市=の母親が「死亡する数日前から(息子が)荷物を整理し、ごみに出していた」という趣旨の説明をしていることが9日、捜査関係者への取材で分かった。
荷物の処分を始めたのは警視庁捜査1課が男の画像を公開した直後とみられ、同課は男が証拠隠滅を図った可能性があるとみて動機などを調べている。
宮台さんは11月29日夕、キャンパス内で突然襲われ、重傷を負った。捜査1課は12月12日、宮台さんを襲った疑いがある男の画像を公開した。
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