鐘楼をウクライナ国旗色に点灯 長野・善光寺の灯明まつり
長野市の善光寺をライトアップする「長野灯明まつり」が9日、始まった。新型コロナウイルスの影響で、寺での開催は2年ぶり。今年はロシアに侵攻されたウクライナの平和を願い、鐘楼を国旗の青と黄色に点灯した。12日まで。
オープニングセレモニーには、昨年5月、首都キーウ(キエフ)から東京都に避難したアンナ・モスクビッチさんと娘2人が出席。一家が見守る中、ライトの光で鐘楼が国旗の2色に彩られた。
アンナさんは「とても美しい。支援に感謝している」と鐘楼を見上げた。両親と夫はウクライナに残っており、「母国の平和を毎日祈っている」と話した。
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