日本の救助は「希望」トルコ地震 倒壊住宅、見守る家族ら
【カフラマンマラシュ共同】「日本の救助チームは私たちの希望なんだ」。トルコ地震で大きな被害を受けた南部カフラマンマラシュで9日、日本が派遣した国際緊急援助隊・救助チームが住宅の倒壊現場で捜索活動を続けていた。「誰も助けてくれなかった」。周囲では、住宅の家族の親戚らが疲れ切った様子で見守っていた。
日本の救助チームは7日夜からカフラマンマラシュに入った。約70人と救助犬4匹。チームの山本英昭団長は「現場は相当ひどい状況だ。東日本大震災を思い出す風景だった。困ったときに助け合うのが日本とトルコの関係だ」と話した。
現場は、市街地を望む斜面の中腹に広がる住宅街にある4階建て住宅。
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