天井クレーン操作ミスの可能性 金属板下敷き7人死傷事故

 大阪府岸和田市の工場で金属板13枚が倒れ、下敷きになった作業員7人が死傷した事故で、板に取り付けた部品をクレーンで引き上げた結果、浮き上がった板がバランスを崩しドミノ倒しになった可能性があることが9日、府警への取材で分かった。府警はクレーンの操作ミスだった疑いもあるとみて業務上過失致死傷容疑を視野に調べる。

 府警によると、板は縦約2・4メートル、横約9・4メートルのフレーム状で、重さは約2トン。工場の倉庫内に13枚が立てた状態で置かれ、当時は天井に設置されたクレーンを使い、板に部品を取り付ける作業中だった。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料+月額330円)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。