【さきとく】電気料金高騰、県内で11万円超えも 高額な家庭の特徴は…

連載:こちらさきがけ特報班
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秋田県内の電気料金高騰の現状を探るため、秋田魁新報は「こちらさきがけ特報班」のLINE(ライン)アカウント登録者を対象にアンケートを行った。各家庭の料金を聞いたところ、回答者約180人の平均は2022年12月が2万4213円、23年1月が3万3688円だった。多くの人が、両月とも前年同期を上回ったと答えた。「どこまで値上がりするか不安」「家計が圧迫されている」といった声が多く寄せられた。

家族6人で暮らす秋田市の50代男性は、12月が約2万3千円、1月が約3万8千円値上がりし、1月の料金が11万4500円に上った。電気使用量が多くなりがちな蓄熱暖房機を止めてエアコンを使うなどの節電策を講じているものの「高騰はいつまで続くのか?」との不安が大きいという。

アンケートで1月の料金が5-10万円ほどに上ると答えた人の大半が、暖房や給湯、調理などを全て電気で賄う「オール電化住宅」で暮らし、エアコンなどに比べて電気使用量が増えがちな蓄熱暖房機を使う人が目立った。

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