JR花輪線復旧工事進む 護岸壁傾き補強材で固定、4~5月の再開を目指す

連載:ニュースの「つぼ」
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 昨年8月の記録的大雨の影響により区間運休が続くJR花輪線・鹿角花輪―大館間のうち、被害が大きかった鹿角市十和田末広の米代川護岸で復旧工事が着々と進められている。傾いた護岸壁を補強材で固定する作業が終盤を迎えており、JR盛岡支社は「4~5月ごろの運転再開を目指す」としている。

護岸壁が傾き、線路との間に隙間ができた鹿角市十和田末広の被災現場=昨年8月13日ごろ撮影(JR盛岡支社提供)

 鹿角花輪―大館間は、大雨により54カ所で線路の盛り土が流されるなどの被害が出た。最も被害が大きかったのは鹿角市の十和田南―末広間の米代川護岸。線路脇の盛り土が約60メートルにわたって流出した上、護岸壁が川側に傾き、線路と護岸壁の間に大きな隙間ができた。

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