「あきたこまちR」、秋田県の奨励品種に カドミウム吸収抑制、農家の負担軽減へ

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 秋田県は24日の県議会農林水産委員会で、土壌に含まれる有害物質カドミウムをほとんど吸収しないコメ「あきたこまちR」を奨励品種に採用したことを報告した。県産あきたこまちは2025年産から、全面的にあきたこまちRに切り替わる予定。県は「切り替えにより農家の水管理の負担が軽減される上、引き続き、安全なコメを消費者に届けられる」としている。

 あきたこまちRは、県が12年度から8年かけて開発。あきたこまちと遺伝的に同じ品種で、品質や食味にも差はない。流通段階ではこれまでのあきたこまちと同じ品種として扱われるため、表示上はこれまでと変わらない。

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