遠い風近い風[藤田俊太郎]想像を超えた舞台を

連載:遠い風 近い風
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 私が演出する舞台「ラビット・ホール」秋田公演が来月28日、あきた芸術劇場ミルハス中ホールで行われる。昨年12月に大ホールで上演したミュージカル「ジャージー・ボーイズ」に続き、ミルハスで演出作品をご覧いただけることを、劇場のアドバイザーとしてとても幸せに思っている。

 「ラビット・ホール」は、2000年代初頭のニューヨーク郊外を舞台にした会話劇。家族に悲しい出来事があった夫婦が、喪失から精神の再生へと進んでいく時間を丁寧な言葉で紡ぐ。とてもデリケートなバランスで構成されているが、喜劇の要素も多分に含んだ豊かな室内劇でもある。多くの場面は、その夫婦の家で繰り広げられる。

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