侍ジャパンの熱気を伝える 野球殿堂博物館で企画展
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表を応援する企画展「WORLD BASEBALL CLASSIC 2023 侍ジャパン、世界一への挑戦」が、東京都文京区の野球殿堂博物館で開かれている。
野球世界一を争うWBCで、日本は2006年と09年に連覇した。出場した選手のユニホームや用具、記念品の他、資料や写真など計140点を紹介している。また本大会期間中は随時、ウイニングボールなどの関連資料を収集して展示する予定。
展示室に足を踏み入れると、当時の熱気や興奮がよみがえるよう。2大会の優勝トロフィーが並ぶ姿に圧倒される。06年大会に出場した渡辺俊介投手のスパイクは、優勝決定後に球場「ペトコパーク」(米・サンディエゴ)に舞った紙吹雪が靴底に付着したままだ。
09年大会決勝は大会5度目となる韓国戦で、延長10回の激戦を制した。チームを率いた原辰徳監督はウイニングボールに「V2 王監督に続いた!」と喜びを書き記している。
4月23日まで。休館日は3月20日、4月10日、17日。入館料は大人600円など。問い合わせは同館、電話03(3811)3600。
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