仙北市「80歳祝い金」廃止を否決 議会市民福祉委、17日採決へ

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80歳の敬老祝い金を廃止する条例改正案を否決した市民福祉委員会
80歳の敬老祝い金を廃止する条例改正案を否決した市民福祉委員会

 秋田県仙北市議会市民福祉委員会は9日、付託議案の討論・採決を行い、80歳の敬老祝い金を廃止する条例改正案を「否決すべき」とした。市は、廃止により捻出した財源を子育て施策の拡充に充てるとして理解を求めていた。改正案は3月定例会最終日の17日、本会議で採決される。

 条例では高齢者に対する敬老の意を表するとともに、福祉増進に寄与するため満80歳に5千円、100歳に10万円を支給すると規定。改正案はこのうち80歳への支給を廃止する内容だ。

 市によると、2023年度の80歳祝い金の対象者は約340人。

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