鉄道主要18社、年内値上げ 10~20円中心、安全対策強化

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鉄道各社の主な値上げ計画
鉄道各社の主な値上げ計画

 JRや私鉄、地下鉄を運営する主要18社が、年内に在来線運賃を値上げすることが11日、分かった。値上げ幅は10~20円が中心だ。駅のバリアフリー化など安全対策の強化を主な理由とし、新型コロナウイルス禍などで収益が減少した分の穴埋めを同時に狙う会社もある。物価高に歯止めがかからない中、家計負担増が懸念される。

 JR6社と、業界団体の日本民営鉄道協会に加盟する大手16社、大阪メトロの計23社の運賃改定状況を共同通信が調べた。

 値上げは18日にJR東日本など首都圏の7社が実施し、4月1日までに九州や関西の7社が続く。5月20日にJR四国、10月以降はさらに3社が計画している。

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