マスク着用ルール緩和初日 県内各地、多くの人々は様子見
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新型コロナウイルス対策のマスク着用ルールが13日、緩和された。秋田県内では公共交通機関の利用者の多くがマスクを着用し、観光地や飲食店、公共施設などでもマスク姿の人が多く見られた。着用が個人の判断に委ねられた初日は様子見のスタートとなった。
【記者乗車ルポ】列車やバスの利用者、脱マスクに慎重姿勢
マスク着用が個人判断となった13日、通勤や通学などで公共交通機関を利用する人たちはどう対応したのか。潟上市在住の記者が、JR男鹿線と秋田中央交通のバスを乗り継いで出社し、ルール緩和初日の様子を探った。
◇ ◇
午前7時20分、潟上市の二田駅。ホームには高校生ら35人ほどの利用者がいたが、ほぼ全員の口元にマスクがあった。
5分ほど待って、秋田行きの普通列車に乗り込んだ。車内はほぼ満席のためか、マスクを外す人は数人程度だ。
観光客「急には外しづらい」「一人だけ浮くのは嫌」
仙北市角館町の武家屋敷通りでは13日、観光客の大半がマスクを着用していた。
「習慣になっているから」とマスク姿で話すのは、相模原市から夫婦で訪れた斉藤博美さん(73)。「周囲もまだ着けている人が多く、急には外しづらい。外すタイミングは今後の雰囲気を見てだね」と話した。
長野市の男性(62)は「きょうは人通りが多くないし、息苦しくなるので」とマスクなしで観光していたが「外して一人だけ浮いてしまうのは嫌。混雑していない所などでは、徐々に誰もがマスクを外せるようになっていけばいい」と望んだ。
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