
【主な内容】
▶理系学部で近年、地元志向強まる?
▶多様な地域から若者が集まる国際教養大
▶秋田からの進学先、首都圏と東北が逆転
▶理系学部で近年、地元志向強まる?
▶多様な地域から若者が集まる国際教養大
▶秋田からの進学先、首都圏と東北が逆転
2023年の大学入試が終盤を迎えました。秋田県内でも一般選抜前期日程の合格者が発表され、後期日程が進んでいます。合格発表のニュースでよく目にするのが「合格者は●●人、うち県内は●人」という数字。県内大学の近年の傾向はどうなっているのか、データから探りました。(デジタル編集部・斉藤賢太郎)
文部科学省の学校基本調査によると、2022年度の秋田県内の4年制大学入学者は2027人。このうち県内高校出身者の割合は国公立が34.8%、私立が73.9%、全大学が41.8%です。
文科省の統計は学校種別ごとの内訳までですが、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構が公開しているデータで、国公立は大学ごとの詳細が分かります。
県内の国公立4校の入学者に占める県内高校出身者の割合は、チャート①の通りです。
理系学部で近年、地元志向強まる?
秋田公立美術大が開学した翌年の2014年度時点では、地元割合は秋田大、県立大、秋田美大、国際教養大の順に高く、それぞれ10ポイント(p)前後の開きがありました。しかし、新型コロナウイルス禍で変化が生じ、22年度は二極化しました。
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