IOCが英国政府けん制 ロシアの国際大会復帰巡る圧力で

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2014年2月、ソチ冬季五輪開会式に出席したIOCのバッハ会長(左)とロシアのプーチン大統領(共同)
2014年2月、ソチ冬季五輪開会式に出席したIOCのバッハ会長(左)とロシアのプーチン大統領(共同)

 【パリ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は13日、英国政府がIOCの最高位スポンサーに対し、ロシアとベラルーシの選手の国際大会復帰を検討しているIOCへ圧力をかけるよう要請する書簡を送ったことを受け「英国政府がスポーツの自律性を尊重してくれることを強く望む」とけん制した。

 IOCはロシア、ベラルーシ両国勢について「中立」の立場などの条件付きでの復帰を探っている。英国政府の対応に関し「どの選手がどの国際大会に参加できるか決めるのは政府ではない。そうなれば私たちが今知る世界のスポーツは終わってしまう」と警告。スポンサーは参加選手の決定プロセスには関与しないと指摘した。

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