就活生、気になるのは仕事と私生活のバランス 24卒学生アンケート
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2024年に卒業予定の大学生らに対する企業の採用活動が今月解禁された。コロナ禍からの回復で企業側の採用意欲が高い「売り手市場」となる中、就職活動に臨む学生は仕事のやりがいに加えて、どんな点を重視して就職先を選ぶのか。6、8、14日に秋田市で開かれた合同説明会で尋ねると「仕事とプライベートのバランスが大事」「研修体制が充実していないと不安」など、就活生の本音が見えてきた。

6日の「マイナビ就職セミナー」(マイナビ主催)、8日の「キャリタス就活フォーラム」(ディスコ)、14日の「県合同就職説明会」(県など)で来場した学生に秋田魁新報がアンケートを実施。就職先を選ぶ際のポイントとして「休日・残業時間」「給与・手当」「教育制度・新人研修」「転勤の有無」の4項目を示し、優先度が最も高いものを一つ選んでもらった。回答数は89人。
渡邊瑠菜さん(21)=八戸学院大3年、井川町出身=は「休日・残業時間」を選択した。3年に進級した昨年4月ごろに就活を始め、夏は県内金融機関など3社のインターンシップに参加。仕事とプライベートのめりはりが利いた職場で働きたいと考えている。「土日が休みで、平日も時間内にしっかり働き、定時に帰れる職場が理想。休みの日は趣味の映画鑑賞や読書の時間を楽しみ、リフレッシュしたい」
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