チャットGPTが性能向上 最新言語モデルを一部提供

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対話型ソフト「チャットGPT」の返答の一部
対話型ソフト「チャットGPT」の返答の一部

 【ニューヨーク共同】米新興企業オープンAIは14日、対話ソフト「チャットGPT」に使われる言語モデルの最新版「GPT―4」を発表した。より正確な対話が可能になると説明しており、手始めにチャットGPTの有料版加入者とソフトウエア開発者に対して提供を始めた。

 GPT―4は司法試験などの専門テストで「人間レベルの能力を発揮できる」としている。画像に文章を添えて質問することも可能にする予定で、公開したデモでは卵や小麦粉の画像と一緒に「この材料で何が作れるか」と尋ねると「パンケーキ」などと答えた。オープンAIの技術を使っている米マイクロソフトの検索エンジン「Bing(ビング)」の対話機能にも利用される。

 チャットGPTは昨年11月に一般公開。一部の学校では生徒らの思考力の低下につながるとして利用が禁止された。対話時に誤った回答をしたり、攻撃的な表現で応答したりした事例が問題視されている。

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