米、新型宇宙服を公開 月面着陸で飛行士着用

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米アクシオムスペースが開発した新型宇宙服の試作品。月では熱対策のため白い外装を使う(同社提供・共同)
米アクシオムスペースが開発した新型宇宙服の試作品。月では熱対策のため白い外装を使う(同社提供・共同)

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)と米宇宙企業アクシオムスペースは15日、日本も参加する国際月探査「アルテミス計画」で用いる新型宇宙服の試作品を公開した。計画は2025年12月ごろにアポロ17号(1972年)以来となる月面着陸を予定しており、新型宇宙服を着た飛行士が月面へと降り立つことになる。

 現在、国際宇宙ステーションの船外活動などで使っている宇宙服は40年以上前のデザインが基本。月の長期探査や地球上空の民間ステーション滞在が始まる新時代の宇宙服が求められていた。

 NASAは15年ほど前から500億円以上かけて宇宙服の開発を試みていたがうまくいかず、民間企業が開発する宇宙服の利用を選んだ。

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