仙北市教委「学校適正配置方針」策定 小・中統廃合含め議論へ
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秋田県仙北市教育委員会は16日、急速に進む少子化を受け、子どもの学習や成長にとって望ましい学校の規模や配置についての考え方を示した「市立小・中学校適正配置方針」をまとめた。「一定の集団を確保できる規模」や「通学時間はおおむね1時間以内」を望ましい形とした。
市は2024年度末までに統廃合も含めた具体的な学校のあり方を示す「学校適正配置計画」の素案を作成し、遅くとも26年度末までに成案を完成させる考えで、今後の議論を加速させる。
方針は、望ましい教育環境を「切磋琢磨(せっさたくま)しながら多様性を認め合い、柔軟性を育む環境」などと指摘。学校の規模について「多様な価値観や考え方をもった仲間と触れ合い、スポーツ文化活動、学校行事などで多様な選択ができるよう一定の集団を確保できる規模」が望ましいとした。
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