ワードやエクセルにAI、米MS 対話で業務効率化

※写真クリックで拡大表示します
マイクロソフト本社の看板=1月、米ワシントン州(ロイター=共同)
マイクロソフト本社の看板=1月、米ワシントン州(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米マイクロソフト(MS)は16日、人工知能(AI)を使った対話機能を文書作成ソフト「ワード」や表計算ソフト「エクセル」などに組み込むと発表した。文書の下書きやグラフ、プレゼンテーション資料が簡単に作れるようになる。多くの職場で使われるソフトにAIが組み込まれることで、業務効率化につながる可能性がある。

 対話型AI「チャットGPT」を開発した米新興企業オープンAIの技術も活用。AIによる対話機能「コパイロット」を「マイクロソフト365」のアプリケーションに取り入れる。メールシステムの「アウトルック」やプレゼン用ソフト「パワーポイント」も含まれる。利用価格は近く公表するとしている。

 例えば、エクセルで作成した財務資料について「分析と要約をして」と入力すると、要点をまとめたり、収益に貢献した商品をピックアップしたりしてくれる。パワーポイントでは、文書ファイルを読み込ませるだけで、画像付きのプレゼンテーション資料が自動で作成される。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料のみ)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。