地方点描:東由利に学ぶ[本荘支局]
会員向け記事
由利本荘市東由利出身の科学者遠藤章さん(89)は、「奇跡の薬」と評される高脂血症薬スタチンの発見で知られる。約6千株ものカビとキノコを粘り強く調べて偉業を成し遂げた。研究者としての原点は少年時代。野山に自生するハエトリシメジの不思議な力に興味を持ったことだという。
足元にある資源に目をやり、磨き上げる―。この1年、東由利に何度となく足を運び、地域住民の前向きな姿に触れた。遠藤さんを育んだ東由利には、そんな土壌があるのかもしれない。
お気に入りに登録
シェアする
この記事は会員限定です
(全文 644 文字 / 残り 426 文字)
電子版に会員登録すると
秋田のニュース・話題をナンバーワンの情報量で。秋田に関わるあなたの仕事や暮らしに役立つ情報満載です。
- 会員向け記事が読める
- 各種メールでニュースを見逃さない