仙北市議会、家族慰労金廃止案を否決 敬老祝い金の廃止も認めず

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 秋田県仙北市議会は17日、23年度一般会計の当初予算案と追加提案の補正予算案、22年度一般会計補正予算案、公共施設の観覧料を値上げする条例改正案のほか、市議会の個人情報保護に関する条例制定案や意見書案など議員提出の6件を合わせた59件を可決。80歳の敬老祝い金を廃止する条例改正案と、市消防団員退職時家族慰労金支給条例の廃止案を否決し閉会した。

 同家族慰労金支給条例の廃止案は、20年以上勤務した消防団員が退職した際、団員を支えた家族に対して慰労金を支払う制度を廃止する内容。討論では「昼夜を分かたず活動する団員は、家族の支えがあってこそ頑張れる」などの意見が出され、起立採決の結果、賛成4、反対11(定数16、議長除く)で否決した。

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