トヨタ液体水素車、24H耐久へ 世界初挑戦で連携、5月開催

※写真クリックで拡大表示します
トヨタ自動車の液体水素搭載型の水素エンジン車
トヨタ自動車の液体水素搭載型の水素エンジン車

 トヨタ自動車は18日、開発中の水素エンジン車に液体水素を搭載し、5月26~28日に静岡県小山町の富士スピードウェイで開かれる24時間耐久レースに参戦を目指すと表明した。液体水素搭載に向けてアイシンや愛知製鋼など9社と新たに連携する。液体水素搭載型がレースに出れば世界初という。

 トヨタは脱炭素の選択肢を広げようと水素を燃やして走るエンジン車の市販化を目指している。これまでの気体水素より航続距離を伸ばせる。

 トヨタ社長に4月に就任する佐藤恒治執行役員は三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで記者会見し、市販化に向け「山の中腹にいる」とし「一歩一歩とにかく登っていく」と強調した。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料+月額330円)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。

同じジャンルのニュース