郊外開発、抑止から一転 「いま力を入れるべきは、モデル地区か」

連載:コンパクト化を目指す街
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 無秩序な郊外開発の抑制。この目的のため、秋田市は都市計画で市内を「市街化区域」(既存の街や計画的に開発する場所)と「市街化調整区域」(開発を抑制する場所)に区分し、明確に線を引いている。

 さらにコンパクトシティー推進に向け、2018年に市立地適正化計画を策定。市街化区域の中で住宅の集約を促す「居住誘導区域」と、医療福祉・商業・子育て支援などの都市機能の集積を図る「都市機能誘導区域」を定めた。

 中心市街地のハード・ソフト事業にも力を入れる。08年度から国の認定を受け、中心市街地活性化基本計画に着手。国の補助を活用し、一部事業は県とも連携しながら、エリアなかいち、あきた芸術劇場ミルハス、市文化創造館などを整備した。市街地への出店補助なども続けている。

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