自動車ベア平均5274円 14年以降最高、中小に波及

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東京都内で記者会見する自動車総連の金子晃浩会長=21日
東京都内で記者会見する自動車総連の金子晃浩会長=21日

 自動車メーカーなどの労働組合でつくる自動車総連は21日、2023年春闘で、賃金を底上げするベースアップ(ベア)に当たる「賃金改善分」を161組合が獲得し、平均額は前年同時期の5・2倍となる5274円だったと発表した。14年以降で最高水準となった。東京都内で記者会見した金子晃浩会長は「良い流れが中堅中小労組に波及してきている」と語った。

 加盟する1056組合の15・4%に当たる163組合が21日時点で妥結または妥結する見込みで、ほとんどの組合が賃金改善分を獲得した。満額回答は50組合に上った。

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