台湾総統が米国立ち寄りへ 下院議長会談も、中国反発

※写真クリックで拡大表示します
台湾の蔡英文総統(ゲッティ=共同)
台湾の蔡英文総統(ゲッティ=共同)

 【台北共同】台湾外交部は21日、蔡英文総統が29日~4月7日に外交関係がある中米のグアテマラとベリーズを訪問すると発表した。往路の経由地の米ニューヨークと復路のロサンゼルスにそれぞれ立ち寄るとしており、マッカーシー米下院議長と会談する方向で調整している。中国外務省の汪文斌副報道局長は21日、蔡氏の訪米計画に「断固反対する」と反発。「台湾独立を吹聴する」のが目的だと非難した。

 蔡氏がマッカーシー氏と会談した場合、中国は台湾周辺での軍事演習など過激な対応を取る可能性がある。外交部は蔡氏の米国での日程については明らかにしなかった。講演も予定しているとされる。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料+月額330円)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。