東証、午前終値2万7459円 全面高、欧米金融不安が後退

 休日明け22日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、大幅に反発した。20日の終値からの上げ幅は一時500円を超えた。イエレン米財務長官が21日の講演で、米銀行が経営破綻した際に預金を全額保護する可能性に言及。欧米金融システムへの不安が後退し、全面高となった。

 午前終値は休日前20日終値比514円10銭高の2万7459円77銭。東証株価指数(TOPIX)は35・07ポイント高の1964・37。

 イエレン氏は講演で、シリコンバレー銀行などの破綻を受けて広がった米金融機関の経営への不安を抑えるため、今後も預金保護などの対応を行う可能性があると説明した。

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