東証大幅反発、終値520円高 欧米金融システムへの不安後退

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東京証券取引所
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 休日明け22日の東京株式市場は全面高の展開となり、日経平均株価(225種)は大幅反発した。イエレン米財務長官が21日の講演で、米銀行の経営破綻が広がる恐れがあれば預金を全額保護する可能性を示し、欧米の金融システムへの不安が後退したため。終値は休日前20日比520円94銭高の2万7466円61銭で、652円高だった1月18日以来の上げ幅となった。

 東証株価指数は33・63ポイント高の1962・93。出来高は約12億5100万株だった。

 イエレン氏は講演で、シリコンバレー銀行などの破綻を受けて実施した預金の全額保護について、他の小規模な金融機関も対象となる可能性に言及した。

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