公示地価平均変動率、秋田市2年連続プラス 県内下落幅改善

有料会員向け記事
※写真クリックで拡大表示します
県内最高価格だった「秋田市中通2の8の1(フォンテAKITA)」付近。3年ぶりに上昇した
県内最高価格だった「秋田市中通2の8の1(フォンテAKITA)」付近。3年ぶりに上昇した

 国土交通省は22日、2023年の公示地価(1月1日時点)を発表した。秋田県内193地点の平均変動率はマイナス0・1%となり、前年から0・6ポイント改善した。商業地は県内最高価格地点の秋田市中通2の8の1(フォンテAKITA)が3年ぶりに上昇。秋田市は中心部の需要が回復しており、変動率が2年連続でプラスだった。

 県全体の平均価格は1平方メートル当たり2万5500円。前年比で300円上昇したが、全国最低。平均変動率の全国順位は前年の31位から24位に、東北では最下位から4番目に上がった。

 市町別でみると、全用途の変動率がプラスになったのは秋田市(1・1%)のみ。多くの市町で下落幅が縮小したが、潟上市(マイナス1・7%)と小坂町(マイナス2・2%)は下落幅が広がった。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料+月額330円)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。

関連ニュース

秋田の最新ニュース