小阿仁川流域で万灯火 先祖の霊供養する炎、川面を染める

会員向け記事

 秋田県上小阿仁村と北秋田市を流れる小阿仁川流域の春彼岸行事「万灯火(まとび)」が21日夜、各集落で行われた。川沿いや小高い丘などで火をともし、先祖の霊を供養した。

 万灯火は布を丸めて油を染み込ませた「ダンポ」をやぐらに並べて火をともす伝統行事。江戸時代に飢饉(ききん)で亡くなった人を慰霊するために始まったとされる。春彼岸の中日に、上小阿仁村と北秋田市合川地区で毎年行われている。

小阿仁川を赤く染めた小沢田集落の万灯火

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料+月額330円)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。

関連ニュース

同じジャンルのニュース