ウガンダ、性的少数者を処罰へ 議会が法案可決、最高で死刑も

※写真クリックで拡大表示します
LGBTQと自認することを犯罪とする法案について議論するウガンダ議会=9日、カンパラ(ロイター=共同)
LGBTQと自認することを犯罪とする法案について議論するウガンダ議会=9日、カンパラ(ロイター=共同)

 【ナイロビ共同】アフリカ東部ウガンダの議会は23日までに、個人がLGBTQ(性的少数者)と自認することを犯罪とする法案を可決した。エイズウイルス(HIV)感染者の同性と関係を結ぶなどの「重度の同性愛」に対しては、最高で死刑を科すとしている。法案可決は21日。ロイター通信などが伝えた。

 アフリカでは30以上の国が同性愛行為を禁止しているが、LGBTQであること自体を処罰対象とする法律はこれまでないとみられる。法案は同性愛の「促進」も違法と規定。LGBTQを支援する人権団体の活動が取り締まりの対象となる恐れがある。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料+月額330円)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。