北朝鮮、巡航ミサイル発射報じず 平壌で反米集会、米韓に懲罰主張

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22日、平壌で開かれた青年らによる反米集会(朝鮮通信=共同)
22日、平壌で開かれた青年らによる反米集会(朝鮮通信=共同)

 【北京、ソウル共同】北朝鮮が22日に東部咸興から日本海へ巡航ミサイル数発を発射したと韓国軍が発表したことについて、北朝鮮メディアは23日、発射を報じていない。北朝鮮は過去にもミサイル発射を公表しなかったことがある。韓国の李鐘燮国防相は23日、発射されたのは4発との分析を国会で明らかにした。

 北朝鮮メディアは、首都平壌で22日に青年らによる反米集会が開かれたと報じた。参加者らは合同軍事演習を展開する米国と韓国を「いかに懲罰するかを世界に示す時が来た」と主張したという。

 巡航ミサイル発射は米韓合同演習をけん制する目的で行われたとみられるが、開発途中の実験だった可能性もある。

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