豊田氏、自工会会長を続投 慰留受け承諾、来年5月まで
日本自動車工業会(自工会)は23日、辞任を表明していた豊田章男会長(トヨタ自動車社長)が2024年5月の任期満了まで続投すると発表した。全理事が慰留し、豊田氏が承諾した。豊田氏の後任として4月1日付でトヨタ社長に就く佐藤恒治氏が4月から自工会副会長に加わる。
オンラインで記者会見した自工会の片山正則副会長(いすゞ自動車社長)は、豊田氏が「余人に代えがたい」と語った。豊田氏は「(自動車産業のために)尽力したい」と述べた。
自工会は理事の資格について「各社の執行をつかさどる社長であること」を申し合わせている。豊田氏は社長退任に伴って自工会会長を辞任する意向を表明していた。
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